心の風邪と言われる病気

医者

100人に1人が

うつ病は心の風邪と言われ、日本人のおよそ100人に1人が症状を抱えていると診断され、年々推計患者数は増加しています。そんなうつ病ですが、心の風邪と言われるだけあって、心に幾つかの症状が見られますが、実は心だけでなく体にも幾つかの症状が現れてきます。そもそも、うつ病を引き起こすメカニズムは、セロトニン、ノルアドレナリンといった神経伝達物質が不足する事によって、脳の神経細胞の情報伝達に支障が生じる事から始まります。その為に、中枢神経の働きに変調をきたし思考や感情、睡眠や食欲など心身に影響が出ると言う訳です。主に心の部分に現れるのは、気分が晴れず、落ち込んでしまう、色々な物事に対する関心や興味の減退や消失、意欲の減退や消失などが挙げられます。体の部分に現れるのは、眠れない、寝付けないと言う睡眠障害や、食欲の減退や消失、人との関わりを絶ちたくなるなどが挙げられます。これらの心身の変調を自覚したり、指摘されてから症状が継続したりするような場合は、うつ病と診断されるのが一般的です。大した事はないと我慢したり1人で抱え込んだりしていると、症状が拗れてしまうケースは少なくありませんので、早めに専門外来などで診察を受ける事が必要といえます。日本人のおよそ100人に1人が、うつ病の症状を抱えていると診断されていますが、うつ病になりやすい人には、幾つかの傾向や特徴があります。主に影響するのは長年構築されてきた性格の面と、本人の置かれている環境の面に、非常に大きな要因があると言われています。性格の面に於きましては、几帳面で生真面目な性格、内向的でセンシティブな性格、短期で攻撃性が強い性格などが、挙げられます。このような性格を持つ人が、次のような環境に置かれている場合、うつ病と診断される症状を抱えているケースが多いです。家族や、親しい知人友人やペットのロス、夫婦関係や親子関係の不和や離婚、仕事の人間関係や過重労働、リストラなどが挙げられます。また、女性特有の月経前症候群や産後、更年期などが挙げられ、生涯罹患率では男性より女性の方が、およそ倍の確率と言うデータがあります。これは女性ホルモンの影響が、心に影響を与えやすい事や、ちょうど更年期には夫婦間や親子関係に変化が生じやすく、介護問題なども重なりやすい事も要因となっています。うつ病の症状の改善の為には、性格と環境に於けるなりやすい要因を認める事と排除する事に、目を伏せず取り組む姿勢が大きな鍵となります。

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